Q.24ニキビの治療に使われる抗生物質の種類を教えてください。


添付文書によると648例中70例(10.8%)に副作用が認められました。 主な副作用は、皮膚刺激(52例、8.0%)、皮膚疼痛( 6 例、 0.9%)、アレルギー性皮膚炎( 4 例、0.6%) です。


ニキビに効く抗生物質のおすすめ6選!飲み薬と塗り薬の種類も解説

エピデュオゲルは上記のアダパレン(ディフェリン)と過酸化ベンゾイル(ベピオ)の合剤です。2016年に保険適応となりました。2剤合わさっている分、強い効果を発揮しますが、その分、副作用も出やすくなります。難治性のニキビに適応になるかと考えております。

過度な皮脂分泌は、ニキビの出来やすい肌にします。悪化させたニキビ跡やニキビ痕など肌にとって取り返しのつかないことになる直接的な原因となるので注意が必要です。余分な皮脂分泌を抑制するには、食生活と生活環境、洗顔法などを改善する必要があります。 皮脂は、糖分や脂質の多い食品を多く摂取することにより分泌量が増し、忙しい労働環境やストレスによるホルモンバランスの崩れも大きな原因となっています。睡眠不足も大きな原因のひとつで非常に重要な要素です。女性の場合は、生理前後にホルモンバランスが乱れますのでこの時期が特に重要です。皮脂分泌には男性ホルモンの分泌が大きく影響しているので、コントロールする必要も場合によってはございます。

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ニキビを予防するならば、まず毛穴を詰まらせないことが重要です。
毛穴の詰まりはなぜ起きるかというと、不十分なスキンケアや加齢による肌ターンオーバーの乱れから剥がれ落ちずに残ったままになっていた古い角質が毛穴に入り、汚れやほこり、皮脂などとともに混ざりあった混合物質が毛穴に栓をしてしまうためなのです。
毛穴が詰まることにより毛穴の外に排出されるべき皮脂が滞留しはじめ、これがコメド(面皰)となりやがてニキビ(白にきびや黒にきび)へと進化していくのです。
毛穴の詰まりを予防するには、毎日の正しい洗顔を継続して行い、常に清潔で瑞々しい肌を実現する必要があります。肌が清潔であることは、汚れが毛穴内に溜まりにくく、古い角質や皮脂とも混ざり合う可能性が低くなるので非常に効果的です。

デュアックは上記の過酸化ベンゾイル(ベピオ)とクリンダマイシンゲル(ダラシン)の混ざったゲルで、やはり海外では以前から広く用いられていた薬剤で、日本では2015年に保険適応になったものです。
効果としては上記の過酸化ベンゾイル(ベピオ)に抗菌薬あるクリンダマイシンが加わったことでより強力な殺菌効果を発揮します。その代わりに耐性菌を生じる可能性があり、漫然と使用することは避けたほうがいいでしょう。

クラリスロマイシン ニキビについて | 医師に聞けるQ&Aサイト

・ 抗酸化物質の塗布
・ アクネ菌の殺菌
・ 厚くなった角質を正常化させる
・ 皮脂分泌の正常化
一般的なニキビ治療は、ニキビができた部位を、日に1~2回低刺激性の石鹸で洗うのが効果的です。抗菌石鹸やスクラブ入り石鹸の使用は、有用な皮膚常在菌を過度に洗い流し、且つ皮膚を刺激し悪化させる恐れがあります。

ニキビの原因は、毛穴の詰まりによる皮脂の滞留と炎症です。つまり、ニキビを予防するには、毛穴の詰まりを解消する事と過剰な皮脂分泌を抑制する必要があります。
たとえ、白ニキビや黒ニキビになってもニキビ予防の基本さえ理解していれば短期間で治療できてしまいますので、基本は頭に擦り込みましょう。

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外出前や大事なイベントが控えている場面では長時間メイクすることがありますが、化粧品を使用する場合には、薄化粧を心掛け、油分の多いファンデーションは選ばないようにしましょう。
必要以上に肌が油分を含んでしまうほか、化粧後の洗顔が適切でないと油分が落ちきらずにニキビの元となる場合があります。化粧後はしっかりスキンケアを行い、肌の保湿、清潔を保ちましょう。

今回は、ニキビ治療で使われる抗生物質についてお話ししました。
抗生剤については、ニキビ菌をやっつけてニキビを治すメリットだけではなく、耐性菌や下痢などもデメリットの部分はありますが、どのような治療でもマイナスが全くない治療はありません。
ニキビ治療については、抗生物質だけでなく、その都度、皮膚科の先生と相談して治療を決定していくことが大切です。


リンコサミド系のクリンダマイシン外用薬はニキビの治療に効果的です。 ..

抗生物質は、やっつけたい菌だけでなく、体についている、もしくは腸内にいる菌にも影響を与えます。
理想としては、やっつけたい菌のみを退治できる抗生物質があれば完璧ですが、実際としてニキビ菌に対して推奨されている抗生物質は、比較的広域といってニキビ菌以外の菌にも影響を与えます。
軽度なものでは下痢などの症状がでたり、時にはクロスロイジウム・デフィシルという腸内細菌が増えてしまってひどい腸炎を起こしたりするリスクはあります。もしくは耐性菌を生むリスクもありえます。
ですが、抗生物質を使ってニキビをしっかり治すメリットと、上記の抗生物質によるデメリットを天秤にかけて、皮膚科の先生と話し合って、ここは抗生物質を使用することが望ましい場合に抗生物質を使用することとなります。

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過酸化ベンゾイル(BPO)には殺菌効果だけでなく、角質を剥がれやすくする効果(ピーリング効果)があります。このいわゆる「ピーリング作用」によって、毛穴のつまりが解除され、ニキビの治療効果のみのならず、予防効果が発揮されます。そのためベピオはニキビの予防に使うことも可能です。また角質をはがれやすくすることで、ベピオやその他の薬剤の吸収をよくし、薬剤の効果を高める作用もあります。

マクロライド系の抗生物質(ルリッド・クラリスなど)も、ニキビ菌を殺して炎症を抑える効果があります。

自宅でできるセルフケアの一つに洗顔がありますが、肌を清潔に保とうとするあまり一日に何回も洗顔してしまうのは逆効果です。肌に必要な油分を必要以上に流してしまうほか、洗顔時にニキビに触れてしまうことで傷がついてしまったり、刺激によって角質が硬くなるため、ニキビが悪化したり化膿する場合があります。
また、洗顔後の肌は乾燥しやすくなっているため、洗顔後のケアとして保湿を欠かさないように気をつけましょう。

ニキビの大きな原因のひとつがアクネ菌(Cutibacterium acnes)の毛包内増殖です。ニキビ ..

ペピオは過酸化ベンゾイル(BPO)という薬剤を2.5%含むゲルです。過酸化ベンゾイルは海外では以前から、ニキビ治療薬とし広い地域で使われてきましたが、日本では2015年にようやく保険適応となった薬です。ベピオはニキビの原因となるニキビ菌やブドウ球菌を殺菌する効果と、古い角質をはがれやすくするピーリング作用のある薬剤です。

塩化ベンゾイル(BPO)は分解されるとフリーラジカルという酸化物質が作られます。フリーラジカルがニキビ菌やブドウ球菌を攻撃します。塩化ベンゾイル(BPO)はその他の抗菌薬(アクアチムやダラシン、ゼビアックスローション)といった薬剤と異なり、耐性菌を生じにくい(ほぼ生じない)という特性があるため、長期で使用するであろうニキビの治療には最適な薬剤です。

クラリスロマイシン/レボフロキサシン/トスフロキサシン /シプロフロキ ..

ファロムは、ペネム系の抗生物質です。ミノサイクリン・ドキシサイクリン・ロキシスロマイシンと比較して研究でも治療効果は差が無かったとの報告があり、ニキビ治療に有効とされています。ロキシスロマイシンのように、ドキシサイクリン・ミノサイクリンの次に治療として推奨されています。

ルリッドとは. 赤くなったニキビや化膿しているニキビに有効な抗菌薬です。 ルリッドの適応.

炎症が見られる赤ニキビは、炎症反応の原因となるアクネ桿菌を除去する治療が一般的です。おおまかな方法として、細菌そのものに対する抗菌作用、炎症に対する抗炎症作用が用いられます。
炎症が目立つ場合は抗炎症成分のあるミノサイクリン、ドキシサイクリン、ロキシスロマイシン、クラリスロマイシンなど、患部を広げないための抗菌作用を持つクリンダマイシンやナジフロキサシンといった一般的な抗生物質を用います。
また、面皰の治療に使用する過酸化ベンゾイルも抗菌作用をもち合わせているため効果的です。外用抗生物質は長期間使用することで耐性菌が出現するリスクを伴いますが、抗生物質ではない過酸化ベンゾイルでは耐性菌の出現がないという利点があります。

抗菌薬「ビブラマイシン(ドキシサイクリン)」テトラサイクリン系

現在日本では、一般的に皮膚科で処方されるニキビ治療には外用の局所抗菌剤として、クリンダマイシン、ナジフロキサシンの2種類のほか、過酸化ベンゾイルや抗炎症剤が使われています。
外用の抗菌薬が効かない場合、毛穴の詰まりを取る効果のあるトレチノインなどを使いますが、トレチノインは日光に対し過度になる作用があり慎重な処方が行われる必要があります。処方なしで入手できる物として、サリチル酸やレゾルシノール、硫黄を含んだクリーム状の薬(軟膏)で、これらは吹き出ものを乾かす効果がありますが、若干のかさつきが生じる場合があります。 重症なニキビでは、ミノサイクリン、テトラサイクリン、エリスロマイシンなどの経口用抗生物質が使用される場合もあります。
いずれにせよ早い段階で専門の処方を受け治療を受けることが一番の近道であると考えます。

一般人を対象とした,痤瘡とその対処方法に関する インターネット調査

ロキシスロマイシンは、マクロライド系の抗生物質です。ドキシサイクリン・ミノサイクリンの次に、ニキビ治療で使われる飲み薬の抗生物質として推奨されています。
ドキシサイクリンやミノサイクリンが使用できない、もしくは内服を続けることができない時に、使用されます。

テトラサイクリン系の抗生物質(アクロマイシン・ミノマイシン・ビブラマイシン)は ..

ダラシンTゲルの副作用として、稀にかゆみや発赤、刺激感、ヒリヒリ感が出る場合があります。
症状が出た場合は使用を中止し、医師へご相談ください。

ドルマイシン軟膏; テラマイシン軟膏; イソジン消毒液; 滅菌ガーゼ・テープ ..

一般的な感染症であれば、服用開始から2~5日程度で症状が改善してきます。
ただし、症状が良くなったからといってすぐに服用を中止してはいけません。症状をしっかり改善し、かつ耐性菌の発現を防ぐためには一定期間服用を続けなければいけません。
したがって、重篤な副作用などがない限り、処方されたクラリスロマイシンは飲み切るようにしてください。

また、マイコプラズマや肺炎球菌にはクラリスロマイシンが少量でもよく効くとされています。

ドキシサイクリンも、ミノサイクリンもテトラサイクリン系と呼ばれる抗生物質です。
ドキシサイクリンは、抗菌作用だけでなく抗炎症作用があります。ニキビ治療の対象治療薬としてあげられるほどニキビ治療に対して有効とされています。
主な副作用は、光線過敏症といって、日光にあたった皮膚に赤みや腫れがでることがありますが、中止することで消失します。海外のガイドラインでも推奨されています。
ミノサイクリンは、ドキシサイクリンと同等の効果とされていますが、ドキシサイクリンと比較してめまいや色素沈着などの副作用の頻度が高いため、副作用を考慮するとドキシサイクリンよりも有効性は劣ると言われています。

ニキビ治療のお薬|大森・大木皮膚科【外用剤と内服を詳しく解説】

副作用の出にくい薬剤ですが、稀に以下の症状が出現する場合があります。