「レクサプロ」GE参入の影響「非常に大きい」 持田製薬・持田社長


今回、初めて後発品が収載されるのは、
▽抗潰瘍薬「ネキシウム」(エソメプラゾールマグネシウム水和物)=アストラゼネカ
▽抗うつ薬「レクサプロ」(エスシタロプラムシュウ酸塩)=持田製薬
▽骨粗鬆症治療薬「ボンビバ」(イバンドロン酸ナトリウム水和物)=中外製薬/大正製薬
▽抗生物質製剤「キュビシン」(ダプトマイシン)=MSD
▽抗真菌薬「ルリコン」(ルリコナゾール)=サンファーマ
――の5成分。ボンビバは静注製剤にのみ後発品が参入する。


持田製薬と田辺三菱製薬は8月22日から、抗うつ薬「レクサプロ錠 ..

参入企業が最も多いのはレクサプロで、9社22品目が収載。沢井製薬、第一三共エスファ、東和薬品の3社は先発品にはないOD錠を投入する。

レクサプロに次いで参入企業が多いのはネキシウム。8社16品目が収載され、このうちニプロの製品はオーソライズド・ジェネリック(AG)となる。沢井は懸濁用顆粒分包剤の承認を取得していたが、今回は収載を見送った。ボンビバの後発品は4社4品目が収載され、キュビシンには沢井、ルリコンには岩城製薬が1社単独で参入する。

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厚生労働省は12月8日、後発医薬品の薬価追補収載を官報告示した。初めて後発品が収載されるのは、抗潰瘍薬「ネキシウム」(一般名・エソメプラゾールマグネシウム水和物)や抗うつ薬「レクサプロ」(エスシタロプラムシュウ酸塩)など5成分。9日に収載される。

診療と新薬・第 59 巻 第 11 号(2022 年 11 月)

持田製薬と田辺三菱製薬は8月22日から、抗うつ薬「レクサプロ錠10mg」(一般名:エスシタロプラムシュウ酸塩)を新発売する。両社の合計額で初年度に約30億円、ピーク時となる発売後6年目には約338億円の売上高を見込んでいる。

レクサプロは、デンマークのルンドベックが創製した選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)。ルンドベックから導入した持田が、国内で開発を進め、今年4月に承認を取得した。持田と田辺三菱が共同販売を行い、田辺三菱の子会社「吉富薬品」を含めた3社で、情報提供活動を行う。

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海外では、2002年に米国で「シプラレクス」、欧州で「レクサプロ」の商品名で発売され、SSRI市場でトップシェアを獲得している。

持田製薬は2023年11月2日、2024年3月期の上期(2023年4~9月)の連結決算を発表した。抗うつ薬「レクサプロ」(エスシタロプラム)の後発医薬品への置き換えが進むなどで長期収載品の売り上げが減少し、減収減益となった。ただ、上期に発売した新薬の売り上げは好調で、通期業績予想は修正せず、今後は新薬のプロモーションなどに力を入れていくとした。


レクサプロ錠10mg(選), 錠, 100.87, -, 持田.

2015年11月20日承認
レクサプロ錠10mg(持田製薬/田辺三菱製薬)
エスシタロプラムシュウ酸塩





レクサプロ (エスシタロプラムシュウ酸塩) 持田 [処方薬]の解説、注意

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レクサプロ (エスシタロプラムシュウ酸塩) 持田 [処方薬] の ..

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厚生労働省の薬事・食品衛生審議会医薬品第一部会は10月30日、「レクサプロ錠」(一般名=エスシタロプラムシュウ酸塩、持田製薬)に、社交的な場面で不安や恐怖を過大に感じる「社会不安障害」の効能・効果を追加することを了承した。近く承認される見通し。
第一部会では、水疱性類天疱瘡の治療薬としては国内初となる「献血グロベニン-Ⅰ静注用」(乾燥ポリエチレングリコール処理人免疫グロブリン、日本製薬)の承認も了承。現在、ステロイド剤で効果不十分な水疱性類天疱瘡患者に対する治療において、保険適用されている治療法は血漿交換療法のみであり、同部会は「新たな治療選択肢になり得る」としている。
また、29日に開かれた医薬品第二部会では、「ゼローダ錠」(カペシタビン、中外製薬)および「エルプラット点滴静注液」(オキサリプラチン、ヤクルト本社)に、胃癌の効能・効果を追加することが了承された。
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第一部会では、水疱性類天疱瘡の治療薬としては国内初となる「献血グロベニン-Ⅰ静注用」(乾燥ポリエチレングリコール処理人免疫グロブリン、日本製薬)の承認も了承。現在、ステロイド剤で効果不十分な水疱性類天疱瘡患者に対する治療において、保険適用されている治療法は血漿交換療法のみであり、同部会は「新たな治療選択肢になり得る」としている。
また、29日に開かれた医薬品第二部会では、「ゼローダ錠」(カペシタビン、中外製薬)および「エルプラット点滴静注液」(オキサリプラチン、ヤクルト本社)に、胃癌の効能・効果を追加することが了承された。