これは、文献上のイソトレチノインの有効率・改善率と大きく変わりません。
生活習慣を整えることで、副作用を軽減しながら安全に治療を進められる可能性が高まります。これらのアドバイスは医師の指導と併せて守ると安心です。
イソトレチノインの効果と当院のニキビ治療の流れについて解説します。
症状の程度や持続期間は個人差がありますが、多くの場合、治療を継続することで体が慣れ、副作用が軽減していきます。
ソトレチノインの副作用は、通常使用開始から1~2週間以内に発生します。
ニキビ治療にイソトレチノインを使ってみたいと考えている方は、参考にしてください。
女性には胎児の催奇形性という重大な副作用があり、イソトレチノイン内服における最大の問題点と言えます。従って内服中はもちろんのこと、内服中止後1年間は必ず避妊を行っていただきます。内服導入の際には、毎月妊娠検査薬をご持参頂き、当院にて看護師と一緒に反応チェックをさせて頂きます。
ただいきなりこの量を飲むと乾燥等の副作用が出すぎる可能性がある場合・副作用が出てしまった場合は、-5mg~-10mgした量がおすすめです。
例
イソトレチノインは、どのような機序でニキビを治すのでしょうか?
イソトレチノインはニキビに対する高い有効性が知られており、難治性ニキビや繰り返しできてしまうニキビに非常に高い効果があります。
また、現在できているニキビへの作用だけでなく、新しいニキビの発生を抑えてくれる作用もあり、内服期間にもよりますが、と言われています。
特に唇の乾燥が強く出る方が多いのでワセリンなどで頻繁に保湿をしてください。
おおしま皮膚科でのイソトレチノインを使用したニキビ治療の流れです。
これらの副作用以外にも服用後に異常を感じた場合は、直ちに服用を中止し、早めに医師の診察を受けてください。
唇の乾燥症状が出る方は、イソトレチノインの効果も実感しやすいという研究結果もあります。
A.イソトレチノインは皮脂の分泌を強力に抑える効果があります。
何年も繰り返し大きなニキビができ続けているため、凹みやクレーターの跡が残ってしまうリスクを十分説明し、イソトレチノインによる治療を開始しました。
結果を見て、イソトレチノインの服用を続けるかどうかの判断を行っています。
約4週間に1度の通院が必要です。治療期間は1クール、6ヶ月間です。治療の効果が弱い場合は、1クールの期間を8ヶ月間に延長することもあります。採血等の副作用チェックが必要なため、定期的に通院できるかどうか、事前にご確認をお願いいたします。
イソトレチノインは、1ヶ月後に皮脂が減ってきたことを実感できます。
イソトレチノインは10mg~50mgと、1日量をかなり調整できる薬です。1日量が多ければそれだけ服用期間は短縮させられますが、副作用もその分起こりやすくなります。
イソトレチノインは、重度のニキビ治療に効果的な薬として知られています。
・妊娠中の方、授乳中の方、妊娠の可能性がある方は服用できません。
・イソトレチノインの服用中や最後の服用を終えてから1ヶ月は避妊してください。
イソトレチノインを、4~8ヶ月内服した後はニキビができにくくなります。
まれにイソトレチノインの使用により体内の水分バランスが崩れ、むくみが生じることがあります。
イソトレチノインは皮脂腺の活動を抑えるため、肌が乾燥しやすくなります。
イソトレチノインは皮脂分泌を抑制する作用があるため、ほとんどの患者さまに皮膚や粘膜が乾燥する副作用が生じます。肌の乾燥が気になるときには、唇にはワセリンを、肌にはローションやクリームなどの保湿剤を塗布してください。
では逆に、イソトレチノインが飲めない方はどんな人なのでしょうか?
・医師の診察
治療適応があるかどうか診察いたします。
当日はお肌の状況をお写真で記録させていただきます。
副作用や採血の必要性についてに説明致します。
イソトレチノインの副作用として、主に以下のようなものがあげられます。
写真はひたいの3ミリほどの黄色いできもの、脂腺増殖症を当院でイソトレチノイン内服を開始してから6か月後の症例。完全に消失して平坦になっているのがわかります。写真では1箇所だけを拡大して見せていますが、ほかの多発していた脂腺増殖症も消えました。
イソトレチノインをはじめビタミンAを含んだ系統の薬では 妊娠がおすすめされません。
問題なければイソトレチノインの内服を開始します。
通常1日20mgの内服から開始しますが、体重によっては1日30-40mgとなる場合もあります。
以下の方は「イソトレチノイン内服によるニキビ治療」を受けることができません。
②12歳以下の方
イソトレチノインは骨の成長障害を起こし、身長がしっかり伸びきらない可能性が指摘されているためです。さほど沢山の症例があるわけではないのですが、身長が伸び切ってから飲む方が安全だと考えられています。
12歳以下は絶対ダメ、13歳〜18 歳ぐらいは要相談、18歳以上だったら問題ない、と考えています。
イソトレチノインは様々な注意点があり、また効果も個人差があります。
・イソトレチノインの服用中や最後の服用から1ヵ月間は避妊し、献血をお控えください。
イソトレチノインはこのようなニキビに悩む方におすすめの治療薬です。
・HP上の “イソトレチノイン治療予約 ” からご予約ください。
・問診への記入をお願い致します。
ニキビに悩んでいる方やイソトレチノインが気になる方はお気軽にご相談ください。
治療終了後は、数週間から数ヶ月で副作用が緩和されるケースが多いです。
イソトレチノインを服用中の肌は非常に敏感でデリケートな状態です。
イソトレチノインはで、毛穴の詰まりを抑制する作用、皮脂の分泌を抑える作用、アクネ菌に対する抗菌作用、抗炎症作用などがあり、 です。
(イソトレチノインには「ロアキュタン」「アキュテイン」「イソトロイン」「アクネトレント」などいくつかの商品名がありますが、全て同じビタミンAの一種から造られています。)
アメリカなどの欧米ではニキビ治療に必要な薬剤として早い段階から認知され、保険適用で処方されてきた歴史がありますが、日本では現状、厚生労働省の承認が降りていないので保険適用外の自費治療薬となっています。
(そのためされており、しなければなりません。)
酒さ・赤ら顔は、なんらかの原因により顔が赤くなっている状態のことをいいます。
イソトレチノイン使用中は、肌の乾燥を防ぐために十分な保湿が欠かせません。
イソトレチノインは角化異常を改善し、正常化するはたらきがあります。
個数が少ない場合はラジオ波メスでの除去を推奨します。ただ数が20個超など多い場合には取りきるのが難しく、また除去してもすぐに新しい脂腺増殖症ができて外科的な除去が困難な場合があります。その際にはイソトレチノインを内服することで、脂腺増殖性を小さく、もしくは消失させることが可能です。しかし、イソトレチノイン内服をやめたときに再発する可能性があります。
イソトレチノインは免疫反応を正常化し、ニキビの炎症を鎮めます。
以上の副作用に注意は必要ですが、避妊を行うことさえ気をつけていれば、通常大きな副作用が出現しません。
ニキビ治療・ニキビ跡治療(自費)イソトレチノイン(イソトロイン、20mg/日)
イソトレチノインは皮脂の分泌を抑えることで、頭皮の油分バランスに影響を与え、脱毛を引き起こす可能性があります。