フォシーガと心不全に関連してよくある質問にお答えしていきます。


対象:食事や運動または使用している血糖降下薬で血糖コントロールが不十分な2型糖尿病患者249例
方法:フォシーガ錠5mgまたは10mg(増量時)を 1日1回52週間投与


フォシーガ 慢性心不全 作用機序movie | ONO MEDICAL NAVI

今回は、糖尿病・慢性心不全・CKDとフォシーガ(ダパグリフロジン)の作用機序についてご紹介します。

虚血性心疾患は、心臓に栄養を送る血管である冠動脈の血流が不十分になり、心筋が酸素や栄養素を十分に取り込めなくなることによって引き起こされます。冠動脈が狭窄したり(狭心症)、閉塞したりすることによって(心筋梗塞)、心臓の筋肉に十分な血液が送られなくなります。その結果心臓の動きが悪くなり、心不全を発症します。

フォシーガ(ダパグリフロジン)の作用機序【糖尿病/心不全/CKD】

心不全は心臓がポンプとしての機能を十分に果たせていない状態の総称ですが、その原因には様々なものがあります。薬物療法が中心となるもの、手術の適応があるものなど、原因により様々な治療法があります。

慢性心不全患者さんを対象に、フォシーガ錠10mgを標準治療に追加したときの結果は次の表の通りです。
(投与期間:最長42ヵ月)

示された。その結果、日本循環器学会/日本心不全学会 2017 年改訂版急性・慢性心不全診

心不全(しんふぜん)とは、心臓が正常に働かず、身体に必要な血液や酸素を適切に供給できなくなる状態のことを指します。心臓は、血液を体全体に送り出すポンプの役割を持っていますが、心不全ではこのポンプ機能が低下し、血液や酸素の供給が不十分となります。
心不全の主な症状は、息切れ・むくみ・疲れやすさ・食欲不振・吐き気・動悸などです。進行すると夜間に発作的な呼吸困難となり、横になると呼吸が苦しいため座って呼吸をする状態(起座呼吸)になります。
激しい呼吸困難などが急激に生じている状態を急性心不全、心臓に障害があるものの一定の安定が得られている状態を慢性心不全といいます。

腎臓に対する作用と心臓に対する作用に分けて、ご紹介していきます。

SGLT2 阻害薬による慢性心不全に対する作用機序とエビデンスは? SGLT2 阻害薬 ..

フォシーガはSGLT2阻害薬として「2型糖尿病」を効能・効果として2014年に発売されました。その後、順調に以下の適応拡大が行われています。

2023年1月10日、フォシーガ錠(ダパグリフロジン)の「慢性心不全」において、になりました!これまでは左室駆出率の低下した慢性心不全にしか使用できませんでしたが、今後は左室駆出率が保持された慢性心不全についても使用できます。


のタイプの薬とは異なる仕組みで心不全を改善させる薬剤が登場し、使

民間調査会社の富士経済によると、国内の心不全治療薬市場は2028年に19年比135.6%増の1323億円に達すると予測。利尿薬「サムスカ」(トルバプタン、大塚製薬)への後発医薬品参入で21年ごろに一時的に縮小するものの、22年以降は複数の新薬の発売によって市場は拡大に転じる見通しです。

AZ SGLT2阻害薬フォシーガ 日本で慢性心不全の効能追加を申請

実際に糖尿病のない心不全患者さんに導入して低血糖になったことは経験したことがありません。

2021/1/19 研究会報告 「心不全予後を見据えた心不全治療」

フォシーガは錠剤で、1型糖尿病、2型糖尿病、慢性腎臓病、慢性心不全に使えるお薬です。

東邦大学医療センター大橋病院 循環器内科では、糖尿病や心不全のために SGLT2 阻害薬

心不全の症状は左心不全と右心不全に分類されます。左心不全は左心房・左心室の異常、右心不全は右心房・右心室の異常が原因となります。左心不全、右心不全はそれぞれ単独で起こり得ますが、左心不全が長引くと右心系にも負担がかかり、右心不全を併発することがあります。この状態は両心不全と呼ばれます。

慢性心不全に対する有効性が示されています。糖尿病の有無に関係なく、左室 ..

フォシーガは世界110ヵ国以上で承認されているお薬で、1型糖尿病、2型糖尿病、慢性腎臓病、慢性心不全に使用できます。

慢性心不全の適応追加 AZ/小野薬品、SGLT2阻害剤で国内初 | 日刊薬業

ベルイシグアトは、既存の心不全治療では対処されていないNO-sGC-cGMP経路に作用することで心臓の機能を回復させるメカニズムを持ち、HFrEF患者5050人を対象としたP3試験では標準治療への上乗せで複合エンドポイント(心血管死と心不全による入院)のリスクを10%抑制。ジャディアンスもHFrEF患者3730人を対象としたP3試験で、同じ要素からなる複合エンドポイントを25%低下させました。

【エンレストってどんな薬?】心不全治療薬のARNIを作用機序から理解し、臨床で活かせるようになろう!

右心不全は、右心のポンプ機能に異常が生じることで起こります。血液の心臓への戻りが悪くなり、全身の静脈圧が上昇して血液が滞るため、特に下肢のむくみが現れます。
靴が履きにくいと感じるようになったり、むくみを押すと指のあとが残ったりします。胸やお腹に水が溜まることもあります。

血糖値を下げるホルモンであるインスリンが不足(インスリン分泌不十分)したり、はたらきが低下したりする(インスリン抵抗性)ことが原因 ..

フォシーガの副作用やリスク、使用する上での注意点について理解したうえで安全に使用し、治療に役立てましょう。

処方医が、フォシーガ錠を慢性心不全の患者に使用する場合の投与量を把握してい ..

SGLT2阻害剤のフォシーガは「2型糖尿病」「1型糖尿病」に続き、2020年11月に「慢性心不全※」の効能・効果が追加承認されました。
本ムービーでは、フォシーガが慢性心不全※に対して影響すると考えられる、SGLT2阻害による腎臓への作用、血行力学的作用、心臓への作用のメカニズムを解説しています。ぜひ、ご覧ください。
※効能又は効果:慢性心不全 ただし、慢性心不全の標準的な治療を受けている患者に限る。

循環器病対策、心不全治療の新たな展開 | 同友会メディカルニュース

心不全の治療は病状や原因疾患によって様々ですが、一般的には以下のようなものがあります。

○杉部会長 はい。 ○堀委員 ありがとうございます。今回、慢性心不全などへの適応ですので、循環器 ..

アストラゼネカは、サイエンス志向のグローバルなバイオ・医薬品企業であり、主にオンコロジー、希少疾患、循環器・腎・代謝疾患、呼吸器・免疫疾患からなるバイオ・医薬品において、医療用医薬品の創薬、開発、製造およびマーケティング・営業活動に従事しています。英国ケンブリッジを本拠地として、当社は100カ国以上で事業を展開しており、その革新的な医薬品は世界中で多くの患者さんに使用されています。詳細については または、ツイッター (英語のみ)をフォローしてご覧ください。

心不全の標準的な治療を受けている患者に限る) 慢性腎臓病(ただ

新たな薬剤が相次いで登場している状況に、九州大の筒井教授は「心不全治療に新たな潮流が訪れた」と指摘。DAPA-HF試験の治験担当医師を務めた阪和第二泉北病院の北風政史院長は「SGLT-2阻害薬は幅広い心不全患者に使えるが、特に、高齢者、再入院を繰り返す患者、腎機能が低下した患者、比較的症状の軽い患者にとっては福音となる。心不全治療のニューノーマルだ」と話します。

[PDF] Journal Club 急性心不全に対するSGLT-2阻害薬 EMPULSE trial


その他、フォシーガは、炎症抑制、心機能の改善等の心臓に有益な作用をもたらすことが知られています。

須永浩章脂肪酸の質的変化が心不全の発症・進展に及ぼす機序の解明

バイオファーマの一部である循環器・腎・代謝(CVRM)は、アストラゼネカの主要治療領域の一つであり、当社にとって重要な成長ドライバーです。心臓、腎臓、膵臓などの臓器の基本的な関連性をより明確に解明するサイエンスを追求し、疾患進行の抑制やリスク減少、合併症の抑制による臓器保護と予後の改善をもたらす医薬品のポートフォリオに投資をしています。当社は、世界の何百万人もの患者さんの心血管系の健康と、治療を改善する革新的なサイエンスを継続的に提供し、CVRM疾患の自然経過の緩和もしくは抑制、将来的には臓器の再生と機能の維持の実現を目指しています。

フォシーガ Diabetes Macroangiopathy Seminar~糖尿病心血管合併症を考える~ 2019.12.

また、重篤な副作用としては、低血糖、腎盂腎炎、外陰部及び会陰部の壊死性筋膜炎(フルニエ壊疽)、敗血症、脱水、ケトアシドーシスがあります。

⑧ 心臓への作用機序は不明。AS 生存期間; 狭心症後 5 年,失神後 3 年 ..

フォシーガは、成人および10歳以上の小児(日本では成人にのみ承認)の2型糖尿病患者さんにおける、食事および運動療法の補助療法としての血糖コントロール改善を適応として承認されています。また、フォシーガは、第Ⅲ相DAPA-CKD試験の所見に基づき、成人におけるCKDの治療薬としても承認されています。