松果体ホルモン「メラトニン」の投与が雌猫の生殖機能に及ぼす影響
こたつの中で寝るなんて、最悪の睡眠環境ですよ、ホント。HISAKOなんて、携帯、隣の部屋の通勤用のバックパックの中に入れっ放しして、電話であろうと、メールであろうと、それも気象庁が配信する緊急地震速報や津波警報、国・地方公共団体が配信する災害・避難情報だったとしても、全くその存在すら気付かない位の徹底した隔離対策を実践しています(笑)。
メラトニンは、0.3 mg/kgの用量で麻酔・手術の前日から当日を挟み、術後3日目まで経口投与されております。
遮光のしっかりしたカーテンは、だからお値段が高いんです。そして、蛍光灯は消す。テレビも消す。ベットの中でのパソコン、ゲーム末端、スマホetc.なんぞは論外です。繰り返しになってしまいますが、人工の光は、脳みそを刺激してメラトニンの分泌を妨げてしまいます。特に、LEDディスプレイから放出される流行のブルーライトは、最悪です。メラトニンの分泌を著しく損ねます。遅くとも、寝る2,3時間前には、電源は全て切って、寝る体制を整えといて下さい。
メラトニンを分泌しようにも、材料不足でそもそも合成が覚束ないなんて、笑うに笑えない事態は意外に散見されます。メラトニンの生合成経路(右図)を見て下さいね。
メラトニンは、トリプトファンから、4段階の酵素反応を経て生合成されます。
トリプトファンは、必須アミノ酸()の1つですから、人体内では作り出すことが出来ません。食事やサプリメントで補う必要があります。
トリプトファンから5-ヒドロキシトリプトファン(5-HTP)に、更に変換されてセロトニンになるんですが、5-HTPはトリプトファンよりも体内に吸収され易い為、不眠に対するサプリメントとしては人気があります。5-HTPは、下流のセロトニンやメラトニンは勿論、ドーパミン、アドレナリン、βエンドルフィンを増やす効果もあり、又、睡眠に対しては、レム睡眠と深い眠りを増す事で、睡眠の質を向上させます。更に、寝付きが良くなるので、殆どバタンキュ―状態に寝れる(笑)。
セロトニンは、脳内の神経伝達物質の一つで、主に生体リズム・神経内分泌・睡眠(←脳みその健康を保つ為に、ノンレム睡眠中に分泌!)・体温調節などに関与しています。ところが、5-HTPはセロトニンに進化するのではなく、この過程には補助因子が必要です。つまり、ビタミンB3、ビタミンB6、マグネシウムです。ビタミンB3には、抗不安作用と筋弛緩作用があります。ビタミンB6は、セロトニンだけでなく、セロトニンと並んで主要な脳内化学物質であるGABAやドーパミンの産生に必須の補因子でもあります。マグネシウムは、特にノンレム段階での睡眠の質を向上させたり、気持ちの浮き沈みを落ち着かせる等の作用もあります。
オトスコープによる洗浄と耳垢塊の摘出(全身麻酔下) · パターン脱毛: メラトニンの内服 · 歯周病: スケーリングと歯磨き指導.
日が昇って沈むまで、太陽の下で狩りや農業に勤しんでいた頃と異なり、屋内にばっか引き籠って勉強や仕事ばっかしている生活は、×。同じ光とは言っても、特にスマホやパソコン、テレビ、ゲーム等のLEDディスプレイからでるブルーライトは最悪。あ、念の為に補足しとくけど、ブルーライトとは、可視光線のなかでも波長が短い、380nmから495nm前後の光で、バックライトにLEDを使う液晶モニターから多く発せられています。HISAKOもたまにPC用眼鏡で多少なりとも身を守る努力はしてはいますが…、完全防御は難しいですね。唯、こ奴にのべつ幕なしに晒されていると、脳みそがメラトニン分泌の抑制に働いちゃいます。
24時間中の3回(①7-9AM、②15-17PM、③2:30-3:30AM)の唾液検体で分析をします。これより、メラトニンの分泌パターンを判断します。…唯、うちの患者さんに「やってみますか?」と勧めても、①、②の時間帯は良しとはしても、③を言った途端ドン引きで(笑)、した患者さんはおりません。う~ん、実際問題として、難しいと思う、メラトニンの検査は。
猫はメラトニンの影響により日が長くなると発情するため、人工的な光によっ
コルチゾールレベルが高くても低くても、兎に角異常が認められるようなら、一度メラトニンの分泌がちゃんと行われているのか調べてみると良いでしょう。特に、ストレス過多の状況が続いているのなら、尚更です。
メラトニンは、以前に副腎疲労の特集()でも触れた様に、コルチゾール同様、日内変動を示します。しかし、コルチゾールが早朝にピーク値に達し、その後時間の経過と共に下降するのに対し、メラトニンは、左図を見て下さい。朝底値に達し、日中はそのまま分泌されないまま経過し、夕方から夜間にかけて分泌量が徐々に増えてますよね? メラトニンってホルモンは、強い日差しを浴びると分泌量が低下し、夜暗くなると分泌量が増えるんです。正に、日光と逆のパターン≒ドラキュラの活動性と一緒です(笑)。
前述の通り、メラトニンには冬眠中のクマさん化推進力(笑)があります。つまり、メラトニンの分泌量が増えると、副交感神経優位となり、体温や脈拍、血圧等が下がり、「そろそろ寝なきゃなぁ」って体を睡眠モードに導いてくれるんです。
だから、電気がなかったお猿さんの頃、若しくは、豊かにはなったとは言え、まだまだ弥次さん喜多さん級の一般庶民の間では十分に灯火の恩恵を享受出来なかった江戸時代では、暗くなったらとっとと寝て、夜が明けて空が白み始めたら起きるって、規則正しい生活リズムにならざる得ません(←メラトニンの分泌がピークに達する丑三つ時に動き回っているなんて、盗賊か、幽霊か、藁人形に五寸釘打つ人くらいしかいなかったと思います)。ところが、原発事故で叩かれようとも、東電様が頑張って、夜の夜中もそれなりに明るい現代社会では、極々一般の人々(庶民)が、仕事や家事やお遊びと称してついつい不規則な生活や、昼間も日の光を浴びない生活を送りがちで、当然、メラトニンの分泌が乱れ、その結果、不眠症等の睡眠障害になるべくしてなる。まあ、当然の報いって奴です(笑)。
因みに、面白い事に、夜行性の動物も、私達と同じ日内変動を示すんだそうです。
ポメラニアンの休止期脱毛症が改善して発毛した例 | 北川犬猫病院
ここで、補足しときましょう。炭水化物には、皆さんも御存じの通り2種類あって分子の大きさによって、単純炭水化物と複合炭水化物に分けられます。単純炭水化物は、ブドウ糖(グルコース)やショ糖(スクロース)等で、小さな分子なので体内ですぐに分解、吸収されます。つまり、血糖値をど~んと急峻に上昇させちゃう(≒見苦しいデブ化するって意味でもある)って、特徴があります。まあ、言い替えると、速効エネルギーになるので、小腹が減った時に、私達が食べたくなるキャンディーやケーキ等に大量に含まれています。果物、フルーツジュース、ジャム、テーブルシュガー、乳製品、はちみつ、メープルシロップ等々。これに対し、複合炭水化物は、単純炭水化物が集まって長く繋がったものです。単純炭水化物よりも当然分子が大きくなっちゃうので、分解されて、単純炭水化物になってからじゃないと吸収されない。つまり、疲れたり、小腹が減った時に食べても、炭水化物の癖に、全然幸せになれない(笑)。小麦製品(パン、麺類etc.)、小麦以外の穀類(ライ麦、トウモロコシetc.)、豆類、根菜類(ジャガイモetc.)に含まれるデンプンや食物繊維等です。複合炭水化物は、単純炭水化物より血糖値の上昇もゆっくりで低いので、まだましだよねって輩ですが、それでも蛋白質や脂肪よりは速やかになります。
他にも、免疫力を高めたり、強い抗酸化作用があり、又、睡眠の質が向上する事で、前述の成長ホルモンの分泌も多少改善するそうです。メラトニンの役割をさら~っと列挙します。
【Melatonin/メラトニン】Chill可愛い リズムゲームに挑戦 【猫又 ..
「眠れない!」た患者さんが訴えると、HISAKOを含め、多くの医者は、と言うか、殆どの医者は健康保険で睡眠薬を処方します。ところが、これ等の多くの睡眠薬は、レム睡眠を妨げて、夢の回想に影響を及ぼします。それ故にと関連付けて良いものかどうなのかは分りませんが、複視眼と視覚障害、不明瞭なスピーチ、逆上、奇異性不眠、うつ病、眩暈等々の、あまり望ましくない副作用ってお土産が往々にして付いてきます。更にに長期の服用で、薬物耐性が生じたり、不眠症のリバウンドが起こります。
季節の変わり目に見られる睡眠のアンバランスは自律神経の乱れ、中でも「睡眠ホルモン」といわれるメラトニンが関与しています。 ..
右図を見て下さい。以前にも示した図ですが、成長ホルモンってもんは、一日中同じ調子で垂れ流されている訳ではなくて、午前0時から5時までの時間帯に、1日の約70%が分泌されます。そして、寝入りばなの90分が最大の分泌時間帯なのです。つまり、布団に入ったらバタンキュ~で、朝までぐっすり寝続ける事が、成長ホルモンの恩恵を最大限得る為には肝要なのであります。
そして、更にって欲張りこくなら、運動療法(負荷トレーニング)を組み合わせるのがオススメ。だって、元々成長ホルモンってもんは、ウェイトトレーニングで壊して、初めて、なんぼのものですから。夜の9時から10時位の時間帯に運動負荷を掛けて、寝るのが一番です。唯、やり過ぎると、ネガティブフードバックが掛かって、体が反対に成長ホルモンの分泌を控える様になっちゃうので要注意かな。だから、加圧トレーニングレベルは、精々やって週一回がお約束。それも、基本2Kgの軽い負荷に留めといて下さいね。
上を目指すなら、寧ろ、運動療法を極めるより、他の方法、例えば、精神療法(ストレス回避、高い質の睡眠→プラセンタのツボ注射()やスーパーライザー()、点滴療法()等)、食事療法(高蛋白質・高アミノ酸)()等で相乗効果狙いですかね。
目的:副腎疾患のフェレットにおける臨床症状、腫瘍サイズ、血清ステロイドホルモン濃度に対するメラトニンの経口投与の効果を評価する。 ..
仕事に行けないだけ、以上って纏めようとしたら、ネットに面白い記事が載ってました。抜粋しますね。
…フィンランドの約6000名の労働者(40~60歳、8割は女性)を対象にした調査で、ある年に睡眠の問題について調べました。寝つきが悪い、途中で目が覚めてしまうなどの症状がどのくらいあるかによって、睡眠問題のない群(13%)、少しある群(67%)、かなりある群(20%)に分けました。
この調査から6~8年後までの間に、健康上の理由で退職した労働者は約500名いました。そこで、最初に調べた睡眠問題との関連を統計的に探ったところ、睡眠問題のない群が働けなくなって退職する確率を1とした場合、睡眠問題の少しある群では1.2、かなりある群では2.2に増えることが明らかになりました。つまり、よく眠れないと、将来的には健康を害し、定年を待たずに退職しがちになると言えます。働けなくなった主な理由は二つありました。一つは筋肉、骨、関節の病気で、全体の42%を占めました。睡眠問題のない群に比べて、少しある群では1.1倍、かなりある群では2.4倍ほど、この病気で退職しやすくなりました。そして、退職につながるもう一つの理由は精神や神経の病気で、26%を占めていました。同じように比べると、睡眠問題の少しある群では2.3倍、かなりある群では3.7倍にまで早く退職しがちになることが分かりました。…
う~ん、考えさせられますねぇ、この調査の中身!。
最後では神経症状も出たのですが、メラトニンで非常にコントロールできたと報告していただきました。 猫のリンパ腫
成長ホルモンは、婆になれば、嫌でも減る()。若々しく弾力のある肌、丈夫な骨、免疫力の強化や、脂肪の分解と蛋白質の合成、記憶力の改善、そしてHISAKOとニノを繋ぐ回春の神様?と、正に私達大人女子になった今こそ、土下座してでも、守護神であり続けて貰いたいと切に願うホルモンなのにです。ならば、小娘に、「おばさんの悪足掻き」と嘲笑されようとも、実を取ると割り切って、とっとと寝て、睡眠中に放出される成長ホルモンの分泌量を底上げして、恩恵を少しでも多く得るべきだと思います。
7) TAK-375 は自由行動下のネコにおいてメラトニンより強力でかつ持続的な睡眠誘発作用 ..
教科書的には、「睡眠導入若しくは睡眠の継続が困難で、身体が休まらない睡眠、これにより過度の眠気や疲労、身体の機能低下が最低4週間以上続く」と不眠症って診断を下されてしまいます。つまり、寝付きは悪いは、夜中に何度も目が覚めるはで、翌朝になっても何となく疲れが残っていて、つい会社でもうとう(←学生時代は、特に不眠症じゃなくても、授業がつまんないだけで意識を失ったものだが…、それとは違うって事だよなぁ(笑))としてしまったり、四六時中なんか怠くて、ぼ~っとしてしまう。こんな事がひと月も続けば、貴女は立派な不眠症患者です。
ところが、こんな不眠症に悩む輩は意外に多くって、日本の15歳以上の人口の23%を占めてるんだそうな。因みにこの原稿を書いてる2014年8月の、つまりは1年前のって意味ですが(笑)、時事通信が7~10日に実施した8月の世論調査によると、安倍内閣の支持率は前月比1.1ポイント減の43.5%と続落し、第2次安倍政権下で最低を更新しました。支持率が2ヶ月連続で5割を割り込んだのは初めてだったんで、当時そこそこの話題にもなったんですよ。覚えてますか? まあ、端的に言うと、安倍ちゃんを支持している人の、約2人に1人強は不眠症だったって勘定ですかね。厳密には全然違うけど、大雑把なイメージとしての話。
NaturVet, スコップ、クワイエットモーメンツ カーミングエイド+メラトニン、猫用、サーモン、157.5g(5.5オンス)
眠れない時に、「羊が一匹」「羊が二匹」…って数えますよね? 1匹の羊が柵をジャンプしたら「羊が一匹」と数え、更にもう一匹、柵越えしたら「羊が二匹」と数えます。これを眠りに着くまで、永遠と繰り返す…。
元々、この羊の数を数えるって方法は、イギリスが発祥の地と言われています。one sheep, two sheep, three sheep…。その内に睡魔に襲われ、口がうまく回らなくなり、sheep(眠れ), sheep(眠れ)…になったんだとか。ふ~ん。確かに、「一匹の猫が魚を銜えて、にゃん」、「二匹の猫が魚を銜えて、にゃんにゃん」、「三匹の猫が魚を銜えて、にゃんにゃんにゃん」…「うにゃにゃなにゃん?」。これでは、眠れるかもしれませんが、オチがなさ過ぎですもんね
しかし、加齢やストレスによって、セロトニンの分泌は低下し、睡眠ホルモンのメラトニンの生産量も減少してしまいます。 ..
今月号は、ズバリ、”不眠症”です。
所謂、睡眠薬を服用せずに、若しくは服用したとしてもその量を減らす為のエトセトラです。
メラトニンは、加齢と共に減少するだけでなく、ストレスホルモンであるコルチゾール(副腎疲労等)や甲状腺ホルモンとも密接な関係があるホルモンです。
トリプトファンやセロトニン、又、その産生の補因子であるビタミンB3、ビタミンB6、マグネシウムを補ったり、生活改善等で、煽てて賺して、駄目だったら、素直にメラトニンを服用して、ガキんちょの頃の様な、朝までぐっすり♪感をもう一度取り戻しましょう。
また、夜に500ルクス以上の光、しかも色温度の高い青白い光を浴びると、睡眠ホルモン「メラトニン」が減少してしまいます1)。 ..
・ゲルセミウム属の植物(ジャスミンなど)
つるに神経毒(アルカロイド、ゲルミン、センペルビリンなど)が含まれます。犬や猫が摂取することで、筋肉衰弱、麻痺、呼吸数の低下、低体温、嚥下困難や呼吸困難、視力障害、発作、死亡などを引き起こします。
疲れているのに、熟睡できず睡眠時間が短くなりがちなのは、自律神経の調整機能の低下や、睡眠ホルモン・メラトニン ..
・その他のエッセンシャルオイル
具体例:チョウジ油、ユーカリオイル、ペパーミントオイル、パイン精油など。
オイルの種類により症状は異なりますが、犬や猫が摂取すると、流涎、沈うつ、ふるえ、脱毛などの症状が引き起こされる可能性があります。
成長ホルモンが分泌されるのは夜間ですが、それには先に述べたメラトニン ..
・ポプリ
具体例:リフレッシャーオイル(花、木くず、果実、葉、キノコ、スパイス、苔などの混合物)。
犬や猫において、消化器症状を起こします。