初期脱毛が早めに落ち着き、開始2ヶ月目ですでに密度がアップしてきました。 ..


日本皮膚科学会が策定した「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年度版」 によると、フィナステリド(1mg/日,0.2mg/日)を用いた414 名の日本人男性を対象とした臨床試験において、下記のデータが得られています。


4ヶ月内服 フィナステリド・ミノキシジルタブレットを4ヶ月内服

当院のAGA治療薬は全て院内製剤しております。患者様にあった成分や濃度のAGA治療薬をオリジナルで調合することで、お一人おひとりに適した治療が可能です。 例えばプロペシア錠の主成分であるフィナステリドに、髪の毛の成長に欠かせない亜鉛や頭皮環境を整えるビタミン類を加えるなど、患者様に必要な成分を細かく組み合わせて薬の調合をしております。
一般的な薄毛治療専門クリニックでは、製薬会社の作るプロペシア錠やザガーロカプセルなどが処方されますが、当院はお一人おひとりに合わせた成分・濃度の治療薬を処方するため、患者様に寄り添った治療が可能です。

ポストフィナステリドシンドローム(PFS)とは、「フィナステリド成分を含む男性型脱毛症(AGA)治療薬の内服によって起こった副作用が、服薬中止後もそのまま継続している」という状態の総称です。
フィナステリドは、もともと前立腺肥大症の治療薬として開発されましたが、その発毛効果から、現在はAGAの治療薬としても使われています。投薬患者の98%に症状の改善(薄毛進行予防)が見られるという高い効果によって、世界中で最も多く使用されるようになりました。
フィナステリドの服用で、僅少ながら副作用の出る可能性があることは以前から知られています。日本で認可を受けている米国MSD社の長期投与による臨床試験では、48週間の服用で1.1%、96週間の服用で1.6%の被験対象者に、リビドー減退(性欲減退)、勃起機能不全(ED)、精液量減少などの副作用が発現したことが報告されました。また、頻度は不明ですが、肝機能障害、抑うつ症状、乳房圧痛・肥大などの副作用があったことも報告されています。
殆どの方が副作用を経験することなくフィナステリドでの治療を続けていますが、副作用が見られた場合、有効なのは投薬の中止です。フィナステリド成分が体から排出されてしまえば、症状は消失するからです。
しかし、2011年にアメリカ・ジョージワシントン大学の医師らの論文によって、「投薬中止後も、性機能の低下や、抑うつのような精神障害が持続している」という71名の症例が報告され(※1)、以降も症例報告が続いたことから、一躍問題視されるようになりました。
2012年には、アメリカで患者の治療支援などを行う、ポストフィナステリド症候群財団(PFS財団)が設立。また、日本でも厚生労働省の通達により、MSD社の「プロペシア錠」と、沢井製薬のジェネリック医薬品「フィナステリド錠」が、添付文書に「投与中止後も持続したとの報告がある」という一文を追加し、使用における注意喚起を促しています。

正常な反応: 初期脱毛は通常、治療開始後2〜6週間の間に起こり、3〜4ヶ月以内には落ち着くことが多いです。 2

ザガーロはデュタステリドを有効成分とする医薬品です。デュタステリドは、フィナステリドと同様に、男性ホルモンがDHT(ジヒドロテストステロン)に変換されるのを抑制してヘアサイクルを正常化させて抜け毛を減らします。ただ、フィナステリドよりデュタステリドの方が男性ホルモンへの作用の範囲が広いため、より高い効果を示すといわれています。

AGA治療薬の、効果が出るまでの目安は上記の表の通りです。早ければ3ヶ月程度で効果が現れます。ただ、あくまでも単剤での目安のため、より効果を高めたい場合や早く効果を実感したい場合は、薬を組み合わせて服用すると良いでしょう。例えば、プロペシア(フィナステリド)とミノキシジル外用薬/内服薬、あるいはザガーロ(デュタステリド)とミノキシジル外用薬/内服薬などは併用が可能です。
作用機序の異なる薬剤を組み合わせることで、脱毛抑制・発毛促進の両方へのアプローチできます。

AGAは完治する?AGA治療の経過と効果期間について詳しく解説

AGA治療を受けている人の中には「効果が出てきたからもう大丈夫」と自己判断で服用を止める人がいます。抜け毛が減り、髪の毛が増えたのはAGA治療薬によって薄毛の進行を抑え、発毛を促しているからであってAGAが治ったわけではありません。そのため、薬の服用を止めると再びAGAが進行してしまいます。
もちろん、十分な効果が得られたのちに、薬の種類を2剤から1剤に減らす、服用量を0.5mgから0.1mgに減量するなどの変更を加え、その後に髪がどうなるか慎重に経過を観察することは可能です。

その効果と安全性で、多くの治療実績を積み重ねてきたAGA(男性型脱毛症)治療薬、フィナステリド(プロペシア)。しかし近年、「フィナステリドの服用をやめても、副作用が続く人がいる」という研究報告から、一連の症状が「ポストフィナステリドシンドローム(PFS)」として注目を集めるようになりました。これからAGA治療を考える方にとって、大きな不安の一つとなりそうなポストフィナステリドシンドローム(PFS)ですが、その原因は何なのでしょうか? フィナステリドによるAGA治療を安心して進めるための方法と合わせて考察を試みました。

フィナステリドの方を再開したほうが良いんですかね・・? もしかして、右側生え際って生まれつき、ここまでしか生えないのかしら・・

「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年度版」によれば上記のデータが示されています。
つまり、ザガーロ(デュタステリド)では投与半年後に毛髪量が増えていることが十分に期待できるのです。より早く効果を実感したいのであれば、フィナステリドよりデュタステリドを選択する方が、確率が上がるといえるでしょう。

・成長期:2年から6年
・退行期:2週間
・休止期:3ヶ月から4ヶ月
本来なら成長期〜休止期まで数年かかりますが、AGAを発症すると成長期が短くなってしまい、髪の毛が細く弱くなります。やがて健康な髪の毛を作ることができなくなり、結果として薄毛になってしまうのです。
フィンペシアを服用するとヘアサイクルが整い、再び健康的な髪の毛が生えてきます。新しい髪の毛が生えてくるときに古い髪の毛を押し出すため、抜け毛が一時的に増えてしまうのです。初期脱毛はしばらくすると治るため心配のない脱毛ですが、初期脱毛がひどい場合には一度クリニックでご相談ください。


記録写真を撮っているので、全く期待先入観を捨てても効果が見て取れる。ただ、欲が出てきて、もう少し増毛を期待するようになった。 ..

フィンペシアの副作用の一つに「初期脱毛」があります。初期脱毛は薬の服用直後に抜け毛が増えてしまうことで、薬が正常に作用しているからこそ起こる症状です。
髪の毛は成長期・退行期・休止期を繰り返すことで生え変わり、これをヘアサイクルと呼びます。

AGA治療 4ヶ月経過 銀クリ5回目 M字ハゲが目指すべきもの

髪の毛の発毛サイクルが正常に戻るには時間がかかるため、投薬を始めてすぐに髪が生えてくるわけではありません。そのため、患者様にはまず6か月の服用をおすすめしています。服用してから4~6か月後には抜け毛が減少して発毛が始まり、元から生えていた髪の毛にも太さやコシが出てきます。1年の服用で発毛量は最大になり、全体的に髪の量が増えたことを実感できます。
AGAは進行性の疾患のため、投薬治療を中止すると、再び脱毛が始まり、前の状態に戻ってしまいます。発毛状態を持続したい場合は、プロペシア錠を続けて服用する必要があります。継続する場合は、用量や飲む頻度などを医師と相談しながら、定期的なチェックを行っていきましょう。
6か月服用しても効果が感じられないという方は、脱毛の原因がAGAではない(円形脱毛症など)か、適切な薬を使用していないことが考えられます。いずれにしても、頭髪専門クリニックなどで最初から正しい診断を受け、経過確認を行っていればそのようなことは起こりません。

治療の作用は、抜け毛が減ったかどうかが目安となり、その判断には6カ月の服用が必要となります。 うす毛が改善したら服用をやめてもいいですか?

プロペシア錠は、1日1回の服用で効果を発揮します。1日1mgを上限とし、1日1回、0.2mgあるいは1mgを服用するのが基本となりますが、体質や治療期間の経過によって適量が異なりますので、医師の定期的な診察を受けながら、調整をしていくことをおすすめします。

AGA治療(プロペシア効果)|船橋市のはせがわ内科外科クリニック

フィンペシアの効果をお伝えする前に、AGAが生じる仕組みについてお伝えします。AGAは前髪の生え際(M字部分)や頭頂部の髪の毛から薄くなっていく脱毛症で、放置すると症状は進行してしまいます。AGAは男性ホルモン「テストステロン」と還元酵素「5αリダクターゼ」が結びつき、悪玉男性ホルモン「ジヒドロテストステロン(DHT)」が発生することが原因で起こります。ジヒドロテストステロンが毛母細胞の働きを阻害することで、発毛が抑制されてしまうのです。
フィンペシアには、テストステロンと5αリダクターゼが結びつくのを妨げる作用があるため、ジヒドロテストステロンの発生を抑制し、結果としてAGAの進行を防ぐことができます。

プロペシアを飲んで4ヶ月 | 新橋ファーストクリニック【公式】

ミノキシジルは頭皮の血管を広げ、毛根に栄養が行き渡るよう働きかけて発毛を促進します。抜け毛を減らすプロペシア(フィナステリド)や、ザガーロ(デュタステリド) とは作用機序が異なり、ミノキシジルは発毛効果があります。また、ミノキシジルには外用薬と内服薬があります。

6か月分まで処方可能です。 フィナステリドプロペシアのジェネリック

ザガーロカプセルにも、プロペシア錠と同じく副作用が起こる可能性があり、効果が高いことに比例して、その報告件数もより多くなっています。臨床試験では勃起機能不全(ED)が4.3%(日本人限定は5.0%)、リビドー減退(性欲減退)が3.9%、精液量減少が1.3%、その他にも発疹、頭痛、抑うつ気分、乳房障害などが報告されています。

フィナステリドの内服が必要になります。有効成分フィナステリドのAGA治療薬 ..

前出した5aリダクターゼには、Ⅰ型とⅡ型の2種類があります。プロペシアの成分であるフィナステリドが阻害できるのはⅡ型のみですが、ザガーロカプセルの有効成分であるデュタステリドは、Ⅰ型、Ⅱ型の両方を阻害できます。一般的に、AGAにより深く関わっているのは、頭部に多い5aリダクターゼⅡ型であるといわれますが、デュタステリドは体全体の5aリダクターゼを阻害することでジヒドテストステロンの量をより減少させることができるため、治療で高い効果を挙げられると考えられています。

「毛周期」は、『成長期』(2~6年)、『退行期』(2週間)、『休止期』(3~4ヶ月)の3つの段階に分かれています。 ..

フィナステリドはAGA治療に効果的ですが、体質や症状によっては効果が実感できない場合もあります。AGA治療にはさまざまな治療法があるため、もし効果がなかった時にも対応できる専門病院で治療するのがおすすめです。

今回は治療開4ヶ月目ですでに発毛効果がみられている患者様をご紹介 ..

ミノキシジル外用薬についても「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年度版」で臨床試験のデータが公開されています。つまり、ミノキシジル外用薬を使用後、半年間で、1 cm2あたりの毛が平均20本以上増加すると期待できるのです。

AGA(男性型脱毛症) | 大阪茨木市の医療法人とくいクリニック

フィンペシアはプロペシア錠のジェネリック医薬品のため、服用方法は基本的には同じです。
・1日1回時間を決めて服用する。(24時間あけて服用すること)
・半分に割るなど服用方法を変えない。
・半分に割るなど服用方法を変えない。
・服用量を守る。
・女性や未成年は服用できない。
・効果を実感するまでには最低でも3ヶ月間は服用を続ける必要がある。
・服用中に前立腺がんの検査を受ける場合は医師に伝えること。
・服用中は献血ができない。献血する場合は1ヶ月休薬すること。

【4〜5ヶ月目】髪の毛が増え始める さらに治療を継続すると、髪質の変化 ..

フィナステリドはAGAに効果的な成分ですが、薄毛を改善するには原因や症状に合った治療を行うことが大切です。費用を抑えたいからと個人輸入で購入した治療薬を使用する人もいますが、偽物であったり症状に合っていないものを使用してしまう危険があります。

AGA治療薬のプロペシアとザガーロとは?効果や違いを医師が解説

個人輸入の通販サイトには偽物が紛れていることが多く、効果や安全性が保証されていません。フィンペシアはジェネリック医薬品のためプロペシア錠より安く購入できますが、安心してAGA治療を行うためにも、日本で承認されている「プロペシア錠」「ザガーロカプセル」「フィナステリド」などをクリニックで処方してもらいましょう。

発毛効果なし?デュタステリドを服用して効果を実感するまでの期間

症例は報告されているものの、ポストフィナステリドシンドローム(PFS)の原因そのものはまだ明らかになっておらず、有効な治療方法も見つかっていません。ただ、今日までの研究により、現在いくつかの説が浮かび上がってきています。
1つめは、ネガティブフィードバックによる、テストステロンの生成量減少から起こる?という説です。フィナステリドは、5aリダクターゼという酵素の働きを阻害することで、体内にある男性ホルモンのテストステロンが、AGAの原因となるジヒドロテストステロンに変換されるのを抑制する薬です。
フィナステリドを投与すると、テストステロンは変換されないため一時的に体内濃度が上昇します。すると体内恒常性を保つために、体はテストステロンの生成を抑制するようになります(ネガティブフィードバック)。この状態が続くと、テストステロン生成に関わる脳の命令伝達機能や器官(睾丸など)が衰え、薬の投与がなくなっても、テストステロンの体内生成量が元に戻らないことから、副作用が続くのではないか?というのが説の概要です。
しかし、この説に関しては疑問が残ります。なぜなら、同じような作用機序をもつ別の薬では、このような症状が起こっていないからです。例えば、前立腺がんや前立腺肥大症を治療する「アンドロゲン受容拮抗薬」は、テストステロンを受容体と結合させない働きがあるため、フィナステリドと同様、服薬中はテストステロンの体内濃度が上昇します。するとネガティブフィードバックにより、投薬中止後に同じような症状が現れてもおかしくないはずなのですが、そのような症例報告はありません。
2つめは、うつなどの精神障害が残るのは、神経ステロイドの生成量減少が原因?とする説です。
フィナステリドを投与すると、ジヒドロテストステロンの産生が減少するため、代謝物として一緒につくられる神経ステロイド「アンドロステンジオール」の生成も減少します。また、他の神経ステロイド「アロプレグナノロン」や「テトラヒドロデオキシコルチコステロン」の生成も減少します。神経ステロイドには精神を安定させる効果があり、量が減ることで気力の減退や抑うつ症状が出ることがあることが知られています。投与中止後も、神経ステロイドの生産量が増えずに精神障害が続くのではないか、というのです。
そして3つめは、患者さんの精神的な要因が症状の原因になっている?とする説です。
2019年に発表されたスイスの皮膚科・毛髪疾患センターの医師らによる論文(※2)によると、フィナステリドの副作用の可能性について通知を受けた患者さんの間で、重要なノセボ効果(反偽薬効果/成分を含まない薬であるのに、フィナステリドを服用したような副作用や有害作用が現れること)が認められたこと、また、元からメンタルヘルス障害や抑うつ症状を抱えている方はポストフィナステリドシンドローム(PFS)のリスクが高くなる傾向があること、そして「ポストフィナステリドシンドローム(PFS)は体調に不調が現れるタイプの妄想性障害である可能性が高い」ことを述べています。これは言い換えれば、精神的要因が身体的症状を生み出しているかもしれない、ということです。
2や3の説の裏付けにはさらなる研究が待たれますが、ポストフィナステリドシンドローム(PFS)が精神的要因と結びついている可能性は、決して少なくないように思われます。