大川さんはツイッターで「寺沢武一先生、コブラファンの皆様」に対し、
ファッションブランド「Candy Stripper」と「ポプテピピック」のコラボアイテムとして、同漫画の登場キャラクターが「コブラ」の主人公コブラに扮(ふん)したイラストをあしらった商品が発売された。コブラの武器であるサイコガンを商品名にも冠していたが、それに対して、寺沢氏がツイッターで「サイコガン使うなら僕にひと言挨拶して欲しいですね」と指摘した。大川氏は3日、「寺沢武一先生、コブラファンの皆様ご迷惑をおかけして大変申し訳ありません。謝罪が遅れてしまった件につきましても重ねてお詫び申し上げます。今回の件につきまして、版権管理窓口を通して早急に対処させていただければと思います」と謝罪した。
スペースコブラ【一挙配信】左腕のサイコガンで戦う宇宙海賊>
大川氏の投稿に対して、寺沢氏は「まぁ、イッパイ飲めよ!みんな仲良くしましょうね」と返信。寺沢氏にとっては予想外に騒動が大きくなってしまった状態らしく、その後「本当にどうでもいいです。問題にしてるのはこんな事を楽しんでいる常識のない、馬鹿な連中、名のらず塀の外から石を投げる愚か者、何年たっても、この図式は変わっていない」とツイートした。また「作家は悪くないです。調子の乗っただけだし、問題は商品化の利益追求するがあまり、作家の存在を忘れている著作権管理者!作家は僕のファンだと思う。一緒に飲もうぜ侘しい時代だよね」と大川氏をフォローした。
2018年10月、ギャグ漫画家・大川ぶくぶ原作の不条理系4コマ漫画『ポプテピピック』のキャラクターグッズのスウェットが、漫画家・寺沢武一からお叱りを受けたことがあった。寺沢が問題視したスウェットは、商品名を「左手にサイコガンを持つポプ子」としており、左腕が銃器のようになった『ポプテピピック』の主人公・ポプ子が仁王立ちしたイラストが正面に描かれているものだ(図表1)。
寺沢武一「COBRA」と大川ぶくぶ原作によるTVアニメ「ポプテピピック」のコラボTシャツが、コスパより7月下旬に発売される。
「ポプテピピック」で知られる漫画家の大川ぶくぶ氏が、寺沢武一氏による漫画「コブラ」のパロディー商品について謝罪。寺沢氏は「作家は悪くないです」と大川氏をフォローしている。
「サイコガン」とは、寺沢の代表作であるSF漫画『COBRA』の主人公・コブラ(図表2)が左腕に装着している武器の名称である。両作品を見比べると、ポプ子の装着する銃器やコスチュームは、まさしくコブラをモチーフにしていることがうかがえる。商品名も相まって、一種のパロディ商品であることが分かる。
人気漫画『ポプテピピック』の作者である大川ぶくぶ氏が、『コブラ』などでおなじみの先輩漫画家・寺沢武一氏に苦言を呈される一幕があった。
このスウェットの存在を知った寺沢が、突然X(旧Twitter)上で大川に「礼儀知らずな人ですね。コブラのサイコガンを勝手に使うのはやめなさい!〔…〕許可をとりなさい!(※注1)」と叱責したことによりネット上で騒動化。その日のうちに大川が「ご迷惑をおかけして大変申し訳ありません。〔…〕版権管理窓口を通して早急に対処させていただければと思います(※注2)」と謝罪した、という顛末だ。
この騒動の是非はひとまずおいて、『ポプテピピック』という作品は、もともと尋常でなくパロディネタが多い作品であることに触れておきたい。漫画、アニメ、各種グッズとメディアミックスが展開されているが、どのメディアにも既存作品のパロディが散りばめられている。パロディ対象の元ネタは、『ジョジョの奇妙な冒険』『ドラゴンボール』『機動武闘伝Gガンダム』『スーパーマリオ』『寄生獣』『名探偵コナン』『君の名は。』『となりのトトロ』『るろうに剣心』『ポケットモンスター』『ミッキーマウス』など多岐にわたる。とにかく聖域なくやりたい放題なのである。これら以外にもマイナーな元ネタは無数にあるといわれ、元ネタを見つけるのもこの作品の楽しみ方のひとつになっている。
パロディTシャツで「ポプテピピック」の大川ぶくぶ先生が謝罪 「コブラ」の作者は「これが俺の答えだ!」とコアチョコのTシャツを紹介.
こんなに遠慮なくパロディにして、法的には大丈夫なのか!? と思われるかもしれないが、いずれのパロディも見事なまでに法的に問題がない。パロディ表現は、何も考えずにやってしまうと、悪気がなくとも元ネタの著作権や商標権に抵触してしまうことはある。かといって、権利侵害リスクを過剰に忌避して迂遠な表現を採用したり、真面目に許可を取りにいって権利者の監修下に置かれてしまうと、パロディのスリリングな面白さは損なわれてしまう。合法かつしっかりと面白いパロディを成立させるには、法律的なセンスも必要なのだ。この点、大川あるいは周囲の編集者やスタッフのセンスは、確かなものである。
図表7のTシャツは、ミッキーマウスを連想させることに加え、「ポプ子のけものTシャツ」「のけものですもの 大目に見ててね(※注3)」というキャッチフレーズが付されており、アニメ『けものフレンズ』のパロディにもなっている。しかしイラストの具体的表現としてはミッキーマウスとも『けものフレンズ』のキャラクターとも類似しない。ユーザーには恐れ知らずにタブーを犯しまくっているように見せているが、実際のところ、制作者はかなり慎重かつ綿密に計算してパロディに挑戦していると思われる(※注4)。
「COBRA」のパロディグッズを発売 漫画家の大川ぶくぶ氏が謝罪
とツイートを行った。「ポプテピピック」のキャラ・ポプ子が左手に「コブラ」のサイコガンを持っているグッズが販売されていることについて、「コブラ」の作者である寺沢武一先生が『Twitter』で度々苦言を呈していたのだが、それに対して謝罪を行ったもの。
寺沢先生は、ぶくぶ先生に向けて苦言ツイートをした後、
コブラの作者がポプテ作者・大川ぶくぶにキレる!「礼儀知らずな人
そして、ひとつ確かなことがある。パロディ商品を出すのに、元ネタへの「礼儀」を尽くし、その「お気持ち」に忖度することを是とすると、どうしても表現の勢いがトーンダウンしてしまうのだ。事件後、寺沢と大川は和解したようで、お互いのキャラクターをコラージュした、『COBRA』×『ポプテピピック』の正式なコラボTシャツが発売されている。ところが、これがまぁ実に穏当なイラストで、まったく面白くもなんともないのである(図表8)。あのまま「礼儀知らず」でスリリングなパロディ精神を貫き通す方が、正解だったのではないかなぁ。
むしろポプテピピックから興味を持った消費者が新たなコブラ購買層となるかもしれません。
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【速報】大川ぶくぶさん、コブラ作者にとどめの一撃をお見舞いされ終了
ファッションブランド「Candy Stripper」と『』のコラボトレーナー「左手にサイコガンを持つポプ子」について、『コブラ』の作者・寺沢武一先生がTwitterにてと指摘し話題となっています。
大川ぶくぶがマンガの軽いパロディでサイコガン使ったのかと思ったらグッズで使ってて販売しててやべえと思った。
先に伝えておくと、弊所秘書のひとりはかなり初期からのポプテファンで、連絡メモがいつもポプ子になっている困り者である。一方、筆者は世代的にコブラには当然思い入れがあり、サイコガンが最初にぶっ放された瞬間にもジャンプ誌面で立ち会っている(鼻息)。という訳で所内世代間闘争もはらみつつ、自分の整理も兼ねてメモ的に書いておこう。
コブラの作者・寺沢武一さん、ポプテピピックの大川ぶくぶさんに格の違いを見せつける ..
事案はつまり、「クソ4コマ」の異名を取る大人気漫画「ポプテピピック」に、寺沢武一氏の名作漫画「コブラ」から無断でサイコガンなどをマッシュアップ的に借用したコラボグッズ(トレーナー)が売り出され、寺沢氏がツイッターで「失礼」「許可を取りなさい」と怒った、これにポプテの作者大川ぶくぶ氏がツイッターで謝罪し、ネットは例によってかなり炎上した、。
大川ぶくぶ先生謝罪→コブラの作者にとどめの一撃をお見舞いされ無事終了wwww ..
さて、断り無しの商品化だったとすれば「失礼」であることに全く異論はない。ただ、ネット上の報道などでは既にこれを著作権侵害の文脈でとらえるものもあるようだ。「侵害」とは、この場合は無断翻案や著作者人格権侵害ゆえ違法、許可がなければ実施自体ができず、おこなえば差止・損害賠償の対象となる(理論上は刑事罰もある)事態をいう。
そのレベルになると、裁判所の基準はそれなりに厳しく、今回のデザインでも侵害と言えるかはかなり微妙だろう。裁判所は侵害を認めない可能性がやや高いように思える。
こういう時に法律家が挙げる判例はほぼ決まっていて、「江差追分事件」最高裁判決(2001年6月28日)だろう。そこで最高裁は「①アイディア・事実・事件など表現それ自体でない部分又は②表現上の創作性がない部分において、既存の著作物と同一性を有するに過ぎない場合は翻案にあたらない」と述べた。
別段新しい考えではなく、世界的な通説的理解を言葉にしたというべきだろう。つまり、著作権が守るのは具体的な特徴的表現であって、その根底にあるアイディアや、客観的・社会的事実、ありふれた表現は著作権では守られない。いわば借用自由である。これらの要素を特定人に長期独占させると社会はかえって不自由になり、「相互参照・伝承」が命である文化の発展を害しかねないからだ。
よって、借りられた側からすれば迷惑・不快なこともあろうが、そこは原則規制せず、具体的な表現を真似るのをアウトとする。もっとも言うまでもなく、どんなレベルだとアイディアの借用に過ぎず、どのレベルだと特徴的な表現も借りたことになるのかの境界線は曖昧で、社会・時代によっても変わる。あまりに情報独占に寄り過ぎれば二次創造やビジネスは停滞するし、逆にあまりに自由に寄り過ぎればパクリ天国となって一次創作側が立ち行かない。この「独占と公開のバランスライン」を最適に引けるか。著作権という制度の存在理由はそこにあると言って良いだろう。
コブラの作者・寺沢武一さんがポプテピピックの大川ぶくぶさんにブチギレ「サイコガン使うなら許可取れ!」 ..
「ポプテピピック」のキャラクター商品に漫画「コブラ」の主人公の武器・サイコガンが勝手に使われているとして「コブラ」作者の寺沢武一先生の抗議のツイートが話題になっていました。これに対して「ポプテピピック」作者・大川ぶくぶ先生も謝罪。大川先生の謝罪コメントを受けて見せた寺沢先生の大人の対応が絶賛されています。
大川ぶくぶ 謝罪のコブラ炎上がもろパクリでワロタwww画像あり
寺沢武一先生、コブラファンの皆様
ご迷惑をおかけして大変申し訳ありません。
謝罪が遅れてしまった件につきましても重ねてお詫び申し上げます。
【悲報】大川ぶくぶさん、コブラの作者にとどめの一撃をお見舞いされる · 1 【エクソシストを堕とせない】82話 感想..
これを受け大川先生は、寺沢先生とコブラファンに向けて「ご迷惑をおかけして大変申し訳ありません」と謝罪。
ポプテピピックの大川ぶくぶさん、ガチでコブラの作者に怒られる · なんJ · アニメ・漫画
では今回はどうか。借りられたのは「サイコガン」という言葉、そしてやや単純化されたサイコガン的形状、更に単純化を極めた感のあるコブラっぽい恰好。名称は原則として著作権では守られない。単純な形状や「片手がガン」というアイディアも然りだ。では侵害ではないのか?
しかし、どうも引っかかる。誰しも「サイコガン」でコブラを連想するし、現にコブラと言いたくてやっている訳だから。いわば、有名作品からの「記号的な借用」である。しかも「漫画にちょっと出した」といったいわば可愛いケースではなく、無断商品化だ。
これが合法なら、有名作から単純な形状と名称だけ借りてどんなに荒稼ぎしてもOKか?(無論、ケースによっては著作権侵害でなくても商標権侵害や不正競争行為にあたることはあるが、それも条件があるのでここは著作権に絞る。)
【コブラ】大川ぶくぶってなんで怒られてんの?【ポプテピピック】
今年1月から3月に放送されたアニメの前半と後半で声優を入れ替える斬新な演出でも話題になった漫画「ポプテピピック(作:大川ぶくぶ)」。この作品のコラボ商品の1つが漫画「コブラ」の作者・寺沢武一先生から抗議を受けることになります。
【悲報】大川ぶくぶさん、コブラの作者にとどめの一撃をお見舞いされ完全終了wwww
問題となった商品はファッションブランド「Candy Stripper」とのコラボアイテム「左手にサイコガンを持つポプ子」。漫画の主人公であるコブラが持つ武器のサイコガンがデザインされたトレーナーに対して、作者の許可なしで発売することに対して寺沢先生はツイッターを通して抗議をする形になったのです。